◇はじめに
今回は、手術後に当院ができることについてお話ししたいと思います。
◇手術後、思ったように体が動かない…今後が不安…
手術は、体にとって大きな負担です。
退院後すぐにバリバリ動けるなんて、想像できませんよね。
しかし、実際に退院してみると、今までと同じように生活するのが難しかったり、仕事に復帰しても以前のパフォーマンスを発揮できなかったりすることがあります。
そんな時、お医者さんに相談しても
「医学的には問題ありません」「このまま様子をみましょう」
と言われると、不安ですよね。
当院に来院されるケースでは
「手術した場所は順調に治っているんだけど、他のところが痛くて、家事も買い物も思うようにできないんです。前みたいに力がなくて、ちょっと動いてもすぐに疲れてしまうし、階段の上り下りもやっとなんです。また同じように痛くなったらどうしよう…と不安で、毎日が心配です。」
「手術して、今リハビリ頑張ってるんですけど、病院でできるリハビリって、もうすぐ終わっちゃうみたいなんです。
それでちょっと不安なんです。手術したところ以外にも、体がなんだか前と違う感じがして。
例えば、歩くとふらついたり、階段とか登るのが前より辛くなったりしてるんです。
これって、手術の影響なんですかね?それとも、違う原因があるんですかね?
病院でのリハビリが終わっても、身体全体のバランスを整えたり、日常生活で困らないようにリハビリ続けていきたいんですけど、お願いできますか?」
上記のようなご相談が多くみられます。
まとめますと、
良くなるためにした手術で順調に回復しているが、以前と比べて体力低下を感じ、ちょっとした動きでもすぐに疲れてしまったり、家事や買い物に支障が出ている。
このため、再び痛みが悪化するのではないかと不安で、毎日心配な日々を送っている。
手術箇所以外の変化(ふらつき、階段昇降困難など)について、原因を判断してほしい。
病院でのリハビリ終了後も、継続的にリハビリを受け、全身のバランスを整え、日常生活動作を向上させたい。
このような御相談に、当院では作業療法士と鍼灸師のダブルライセンスを持つ私が、手術後のリハビリとフォローアップをトータルサポートしております。
◇当院のサポート
当院では、手術後のサポート・フォローアップに力を入れています。
具体的には、以下のようなことができます。
手術後の体調不良の相談
身体の動きにくさの改善
手術後のアライメント不全の改善
体力不足や廃用症候群による筋力不足の改善
栄養不足の改善/リハビリ栄養指導アドバイス
運動療法
鍼灸治療
例えば、身体の動きにくさや手術後のアライメント不全やについては、動作分析と鍼灸適応試験的アプローチ(仮)を合わせて、原因を洗い出し、運動療法と鍼灸治療のどちらをメインに進めていくか判断して行っています。
◇多角的な視点
手術後のケアには、多角的な視点が必要です。
現代医学は、症状の原因を突き止め、根本的な治療を行うことに強みがあります。
リハビリテーションとは、単に身体機能を回復することではなく、社会生活への復帰を支援することです。
一方、東洋医学は、心身のバランスを整え、自然治癒力を高めることに強みがあります。
鍼灸治療は、東洋医学の養生論に基づいて、心身のバランスを整えることができます。
◇手術直後から、3ヶ月後、半年後…どんなタイミングでもご相談ください
手術後の体の動きにくさ、体力低下にお悩みの方
医師に「大丈夫」と言われても、日常生活や仕事に支障がある方
手術後の体調不良で、どこに相談していいかわからない方
◇検査データの持参
もし、当院にご来院いただく際は、以下の検査データをご持参ください。
レントゲン
MRI
CT
血液検査
お薬手帳
これらの検査データは、施術プランを作成するために必要不可欠です。
事前にご準備いただくことで、よりスムーズな施術を受けることができます。
◇主治医への相談
可能であれば、主治医に「鍼灸を受けても良いかどうか」を相談してからご来院ください。
鍼灸治療を受ける前に、主治医にご相談いただくことで、より安全かつ効果的な治療を受けることができます。
◇現代医学と東洋医学
現代医学と東洋医学は、それぞれ異なる視点から治療を行います。
どちらか一方だけが万能というわけではありません。
当院では、お客様の身体に合った方法を、現代医学と東洋医学の両方の視点から一緒に考えていきます。
◇まとめ
手術後は、様々な不安や悩みを抱えると思います。
そんな時は、ぜひ当院にご相談ください。
お客様の身体に合ったサポート・フォローアップを行います。
手術後の不安や悩みを抱えている方は、
ぜひ当院にご相談ください。
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