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「ここではないどこか」へ BOOK HOTEL 神保町で出会った、新しい自分

どうも。

吉祥寺で女性の健康をサポートしている、うれしや鍼灸院 吉祥寺の池田です。

作業療法士と鍼灸師のダブルライセンスを持つ女性治療家の視点から、施術を通して、皆様に「面白い!自分の身体に興味が持てる」をお届けしています。



さて。

「BOOKホテル」という存在を知っていますか?

私がその存在を知ったのは、つい最近のことです。


ここ数年、私はどこか「燃え尽き症候群」のような感覚に絡め取られていました。

明確に何かを成し遂げたわけではないけれど、以前は楽しめていたはずのことが、同じようにしていても満たされない。

「なぜなんだろう?」と、自問自答を繰り返す日々。


そんな右往左往する中でふと思いついたのが、「今の自分が好きだと感じるものを掛け合わせてみよう」ということでした。

それが「読書」と「旅行」です。


旅行といっても、有名な観光地を巡りたいわけじゃない。


ただ、「今(日常)ではない場所」で過ごしたい

そんなささやかな、けれど切実な願いを叶えてくれる都合のいい場所はないだろうか?

そうして辿り着いたのが、本を読むためのホテル=ブックホテルという選択肢でした。


向かったのは、東京・神保町にある『BOOK HOTEL 神保町』


本屋さんと見間違いそうなホテルです
本屋さんと見間違いそうなホテルです

「ここは読書をするためのホテルです」
「ここは読書をするためのホテルです」

恥ずかしながら、神保町を訪れるのはこれが初めてです。

28歳で上京して以来ずっと東京に住んでいますが、意外と東京のことを知りません。

それに、本は好きですが、これまであえて「本が好きです」と表立って言わずにきました。神保町に行ったことがない自分は、まだ「本好き」を名乗る資格がない気がしていたからです。


日本文学、世界文学、新書……世の中にはまだ見ぬ本が溢れています。

「読んだことがない本がこんなにあるのに、口が裂けても『本を読みます』なんて言えない……」

という妙なこだわりがあるのです。

だから、いつだって控えめに「本は好きで読みます」と言っていました。




さて、今回の滞在では「ブックマッチングサービス」というサービスを利用しました。

事前にアンケートに答えると、自分にぴったりの本を選んでもらえるという素敵なサービスです。


ちなみに、私はこんなふうに回答しました。

  • ハマっていること: 味噌ラーメン、ラジオ体操。

  • 印象に残っている本: ○○○〇〇(🤫)


実は、好きな本は山ほどあります。哲学者の池田晶子さんや美学者の伊藤亜紗さんの著作は網羅しているし、瀬尾まい子さんも、氷室冴子さんも大好き。

「あれもこれも……」と頭の中でぐるぐる悩み抜き、迷った末にひねり出した本は…

皆さまにはヒミツ(笑)

やはりねー、印象に残っている本を伝えることは、私の心を見透かされる感じがあるので恥ずかしいのですよ。


その結果、選んでいただいたのがこの2冊。

マッチングサービスで選んでいただいた本
マッチングサービスで選んでいただいた本


  • 『お探し物は図書室まで』(青山美智子 著)

  • 『小さな徳』(ナタリア・ギンズブルグ (著), 白崎 容子 (翻訳))


どちらも、私にとっては「はじめまして」の作家さんでした。


どんな内容だったかは……ここでは内緒にしておきます。

気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。



その夜は、ただひたすらに、どっぷりと本の世界に浸りました。


「あー! こういう本が読みたかったんだよ!!」


読み終えたとき、心の中で叫んでいました。

自分で本を選ぶと、どうしても好みの偏りが出てしまうものです。

けれど今回は、私の知らない角度から「今のあなたにぴったりなのはこれですよ」とそっと差し出されたような、不思議なフィット感がありました。


凝り固まっていた心が、静かに揺さぶられるような感覚。


翌日は、神保町の街をぶらぶらと歩きました。

こんなにも「本」に興味を持つ人が大勢いるのだと思うだけで、なんだか深い安心感に包まれました。


本を探している時というのは、言葉にできないモヤモヤを抱えていたり、人生の方向に迷っていたりする時だと思うのです。

そんな時、自分の想いをスパッと言語化してくれる一行に出会ったり。

あるいは、はっきりとした答えは出なくても「何となく、こっちかもしれない」「行ってみたらわかるかも」と、時間が経ってから腑に落ちるような感覚に出会ったり。


それこそが「本との出会い」の醍醐味ではないでしょうか。


本は、人が書くものです。

読書とは、著者の言葉をじっくりと聴き、その言葉に反応している「自分」に気づく作業。

その気づきを丁寧に拾い集めていくことで、私はまた、新しい自分に出会える気がしています。


おあとがよろしいようで<(_ _)>




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うれしや鍼灸院 吉祥寺は、吉祥寺の街で女性が安心して心身を委ねられる場所を目指しています。

作業療法士として培った医学的知見と、鍼灸師としての東洋医学的アプローチ。

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