半年間苦しんだ「歯の痛み」が鍼灸で劇的改善? お客様の強い希望で公開する、知られざる真実
- いけちゃん
- 19 分前
- 読了時間: 5分
どうも。 作業療法士と鍼灸師のダブルライセンス、うれしや鍼灸院 吉祥寺の池田です。
先日、当院に一本の切実な問い合わせがありました。
「歯が痛いけど、鍼灸でどうにかなりますか?」
歯の治療を続けても痛みが消えず、半年間、痛み止めを手放せないでいるという方からの連絡でした。
多くの方が驚かれるかもしれません。「歯の痛みが鍼灸で?」と。
その意外な結果を、この方の強いご希望により、公開します。
「私と同じように、歯の痛みだと思い込んで苦しんでいる人に、この事実を知ってほしい」
これは、苦しみから解放されたお客様からの、切実なメッセージです。
◇歯科治療を半年続けても消えなかった、絶望的な痛み
夏の暑さが続いていたある日。
ご連絡をくださった方は、非常に辛い状況にありました。
「ダメもとで連絡しています。半年前に歯の治療を始めてから、下の歯に痛みが出るようになりました。歯科の先生は『神経かも』と治療を継続したものの、痛みは消えず。次に『歯が原因かも』と抜歯。それでも痛みはなくならず。さらに『前の歯かも』ということで、また抜歯。それ以来、ずっと痛みが消えず、痛み止めを手放せません。このまま薬を飲み続けるのはイヤで……。鍼灸治療が歯の痛みをどうにかできるとは思わないけれど、一度見てほしい」
「歯が原因」として治療を続けても痛みが消えない。
それどころか、2本も抜歯しても、痛みは半年間ずっと続いていたのです。
痛み止めを飲まないと痛み出し、仕事に集中出来ず、また夜は眠れないほどの痛み。
どれほどの絶望感と苦痛だったか、想像に難くありません。
◇【結果】計4回の施術で、嘘のように痛みが「ほぼゼロ」に
絶望的な状況からのスタートでしたが、まずは結果からお伝えします。
計4回の鍼灸治療の結果、痛みは大幅に減少。
お客様が「意識すれば気になる程度」と明確に痛みの減少が感じられるレベルまで改善しました。
「一日の中で痛みを意識している時間がほぼ無くなった。薬は今、お守り程度で持っているだけです」
「嘘でしょ? 半年間、あんなに痛くて苦しんだのに…。こんなに楽になるなんて、信じられない」
お客様は何度も何度も、驚きと感謝の言葉を繰り返されていました。
「半年間、悩み苦しんだことから解放され、本当に良かった。」
この言葉に尽きます。
◇歯の痛みの正体は? 私の見立てと非歯原性歯痛の可能性
では、なぜ歯科治療では改善しなかった痛みが、当院で劇的に変わったのでしょうか?
私の見立て=評価としては、この痛みは一般的に言われる非定型顔面痛(非歯原性歯痛)である可能性が高いと判断しました。
具体的には、以下の3つの要素を仮定し、施術をスタートしました。
筋筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome: MPS):歯ではなく、顎や首、肩の筋肉のコリや緊張が痛みの原因となっているケース。
三叉神経痛(Trigeminal Neuralgia):顔の感覚をつかさどる神経のトラブル。
非歯原性歯痛:歯以外の原因による痛み。
つまり、痛みを感じている場所が「歯」であっても、原因は全く別の場所にあるという考え方です。
◇作業療法士と鍼灸師のダブルライセンスがアプローチした4つのポイント
では、具体的に私が行った施術とは何だったのでしょうか?
歯に直接的なアプローチはしていません。
根本原因にアプローチするため、以下の4点に集中しました。
① 骨盤帯正中化と胸郭正中化
身体の土台である骨盤と胸郭のバランスを整え、姿勢の歪みを改善。
② 頸部アライメント不良の改善
頭を支える首(頸部)の歪みを調整し、顔面・顎関節にかかる負担を軽減。
③ 顎関節機能の改善
直接的な顎の動きに関わる筋肉や関節の調整。
④ ホームエクササイズ&栄養指導
施術効果を維持し、再発を防ぐためのセルフケアと体質改善のアドバイス。
驚くことに、初回と2回目の治療では痛み止めを飲まれていましたが、2回目の施術以降は痛み止めを飲むことが無くなった、とのことでした。
根本原因へのアプローチが、長年の痛みを解消へと導いたのです。
◇痛みにお困りの方へ:当院のスタンスとメッセージ
「歯の痛み」と思い込んでいるその痛みが、もしも私が対応できる非歯原性歯痛だったら?
今回、半年間の苦しみから解放されたお客様は、心からこう願っています。
「私のように苦しんでいる人に、鍼灸という選択肢があることを知ってほしい」
当院では、単に症状を追いかけるのではなく、まず「動作分析」と「鍼灸適応試験的アプローチ(仮)」で、お客様の困っている症状の根本原因を浮き彫りにします。
その根本原因に対して改善策=施術を行います。
もちろん、当院で対応が難しい場合は、他の専門医・専門家へのコンサルテーション(ご紹介)も前提としておりますので、ご安心ください。
長年続くその痛みを「どうせ治らない」と諦める前に、一度ご相談ください。
その痛みの正体は、あなたの思い込みとは違う場所にあるかもしれません。
◇その「歯の痛み」、本当に歯が原因ですか?
もしあなたが、歯科治療を続けても痛みが改善しないという状況でしたら、それは「非歯原性歯痛」かもしれません。
鍼灸があなたの苦しみを解放する最後の選択肢となる可能性があります。
まずは一度、あなたの現状をお聞かせください。
※気になる症状、体調に不安を感じたら、気軽にご相談ください※
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