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【動作分析出張編】無意識のクセを動作分析で発見!改善!!の巻

更新日:4月25日

今回は、私の専門のひとつである「作業療法」と、フラメンコとの意外な繋がりについてお話させていただきます。


まず、鍼灸師はご存知の方も多いと思いますが、作業療法士は聞き慣れない方も多いかもしれません。


簡単に説明すると、作業療法士は、病気や怪我で身体機能が損なわれた方々が、日常生活や社会生活をスムーズに送れるよう、リハビリテーションのお手伝いをする専門家です。


病院でのリハビリはもちろん、最近では、職場の作業環境改善や、スポーツ選手のパフォーマンス向上など、幅広い分野で活躍しています。


そして、私の場合は、その専門知識を活かして、舞台で活躍するダンサーの動作分析にも携わっています。


今回は、情熱的な舞踊が魅力的なフラメンコに焦点を当て、ダンサーのパフォーマンス向上を目指した分析をし無意識のクセを改善する方法をお伝えしたお話を、皆様にご紹介させていただきます。



◇フラメンコ教室で発見!無意識のクセを治す魔法の体操



先日、とあるフラメンコ教室に潜入し、生徒さんの動作分析を行いました。

場所は国立市、教室名は『しのきちさとフラメンコ』


今回潜入させてくださいましたのは、舞台で踊る姿を拝見させていただいてる大先生こと


舞台で表現の幅を広げたいという情熱から、私の動作分析を有効に利用していただいております。


凌木さんとの動作分析の際にするやり取りは、常に新しい発見の宝庫です。


そこで得られた知識は、私の治療にも活かされています。



なお、凌木さんには当院のお客様の声をいただいております。



凌木さんのブログはこちら



◇いつもの生活の無意識のクセを分析する

さて、いつもの生活で、自分の動作の無意識的なクセを診てもらう機会はありますか?

そして、効率よく動くためのちょっとした工夫=体操を知ることで、身体の動きが変わる経験をしたことはありますか?


多くの方にとって、答えは「No!」ではないでしょうか。

なかなか馴染みはないかと思われます。


今回は、出張!動作分析という貴重な体験をさせていただいたフラメンコ教室でのお話をご紹介します。



◇生徒さんの動作分析/無意識のクセを治す魔法の体操

まず、目の前で、いつもの練習曲を踊っていただきました。


そこで生徒さんの動きを見ていて、

大きく分けて2つのパターンが有ること

に気がつきました。


ひとつは、骨盤帯が動かないパターン、

もうひとつは、胸郭が動かないパターン


これを、それぞれ骨盤帯タイプと胸郭タイプとして、さらに詳しく動作分析しました。


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余談:動作分析と「姿勢観察」と「動作観察」の違い

よく質問されるのは

「動いている姿をみて、なぜ動かいないのが部分が瞬時にわかるのか?」

と聞かれます。

動作分析には同時に2つの動作を診る必要があります。

それは、

①目的の動作を行えているか

②①と同時に連続する次の動作の準備が出来ているか?

です。

この2点を同時に診て変化を促す動作をテストして更に分析する点

止まった姿勢を観る「姿勢観察」や動作を観察するだけの「動作観察」とは大いに違う点です。



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話を一旦戻します。


そして、今回は骨盤帯タイプを中心にアプローチ。


まず、股関節の位置を確認し、重心のコントロールを体験していただきました。

続いて、股関節ー骨盤ー腰椎を一気に動きやすくなるスペシャルな四股と、大腰筋を上手に動かす謎の体操をお伝えしました。

さすがはフラメンコダンサー!皆さんの反応は抜群で、すぐに動きをマスターしていました。


いつもの生活で無意識に繰り返している動作は、身体の歪みや痛みを引き起こす原因となることがあります。


今回紹介した体操は、このような無意識のクセを治し、効率的な動きを習得するための秘訣です。


これは、フラメンコだけでなく、あらゆるスポーツや日常生活にも役立つのでは? 

と思っております。



◇出張!動作分析で得たこと

今回の出張は、踊りと動作分析することで、動かないパターンの意外な別の理由を再発見する貴重な機会となりました。

そこに潜む無意識のクセを解き放ち、身体の動きの新境地を発見・実感する方法の方向性は間違っていないと実感しました。

これからも、様々な分野で動作分析を行い、多くの方に身体の動きの可能性をお伝えしていきたいと思います。




◇まとめ

フラメンコは、スペイン南部のアンダルシア地方発祥の伝統的な舞踊です。力強いステップや華麗なアームワーク、情熱的な表情など、見る者を魅了する要素が満載です。


しかし、その華麗な舞踊の裏には、ダンサーにとって大きな負担がかかっていることも事実です。特に、足首への負担は非常に大きく、多くのダンサーが怪我や痛みを抱えています。


そこで、私が行っているのは、ダンサーの動きを分析し、負担の大きい箇所や非効率な動きを特定することです。


具体的には、ダンサーの動きを実際に見るまたはビデオカメラで撮影し、動作分析します。


分析結果に基づいて、ダンサーにストレッチや筋力トレーニングなどの指導を行い、負担を軽減するための改善策を提案します。


さらに、日常生活における姿勢や歩き方の改善指導なども行い、怪我や痛みの予防にも努めています。


こうした取り組みを通して、ダンサーのパフォーマンス向上だけでなく、怪我や痛みの予防にも貢献できると考えています。


フラメンコに限らず、バレエなど、様々なダンスにおける動作分析を行っています。


今後も、専門知識を活かして、舞台で活躍するダンサーの活動をサポートしていきたいと思っています。


本日は、作業療法とフラメンコとの繋がりについて、少し変わった視点からご紹介させていただきました。


皆様にとって、新たな発見となれば幸いです。



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