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あなたの不調の原因は、過去の手術かもしれません

4 日前
読了時間: 3分

吉祥寺で女性の健康をサポートしている、うれしや鍼灸院 吉祥寺の池田です。

作業療法士と鍼灸師のダブルライセンスを持つ女性治療家の視点から、施術を通して、皆様に「「自分の身体って思っているより面白い=興味深いのね!」をお届けしています。



◇問診で見つかる不調の意外な原因

当院では、問診の時間をとても大切にしています。

現在の症状が始まった時期やきっかけはもちろん、これまでの既往歴や運動歴まで詳しく伺います。

目の前でお座りになっている姿勢や動きを観察しながら、現在の不調と過去の出来事がしっかり結びつくエピソードが見つかるまで、丁寧にお聞きしていきます。


ここのところ、違う症状で同じような過去の出来事がある方の来院が続きましたので、参考までにご紹介いたします。

  • Aさん:ひどい肩こり

  • Bさん:歩行時、片方の膝だけに違和感がある

  • Cさん:手に力が入らない


主訴だけを聞くと、Aさんなら肩、Bさんなら膝、Cさんなら腕や手へのアプローチを考えるのが一般的かもしれません。




今回のケースの共通点は、「過去に開腹手術を受けていたこと」でした。


当院は、帝王切開の数年後に出現する腰痛のメカニズムには着目しており、出産経験のある方には、必ず分娩時の状況をお伺いしてきました。

今回は帝王切開に限らず、婦人科疾患や内臓疾患による開腹手術の既往がある方々でした。



◇開腹手術後の「体幹機能」の回復は単純ではない

開腹手術を受けると、体幹機能が低下するのは構造上必然といえます。

ただし、この「体幹機能」の回復は単純ではありません。

単に腹筋運動を行えば良いわけではなく、腹腔内圧を適正に上昇させる機能(流体静的力学効果による体幹の安定化)を取り戻すことが本質的な課題となります。


腹腔内圧を高める方法としてはドローイングなどが知られていますが、手術によって一度切開された筋肉は、正しい働きを再度覚え込ませる「筋の再教育」が必要です。

これには概ね12週間以上の期間を要します。


そのため当院では、まず骨盤帯・脊柱・胸郭のアライメントを整えて「正中化」を図り、その上で筋の再教育を進めるステップをとっています。

過去の手術が不調の根本原因になっている場合、集中して通院していただく頻度をご提案しているのは、このためです。



◇なぜ、過去の手術が今頃になって不調として出てくるのか

手術からの年月が経つほど、現在の不調との関連性にはご自身で気づきにくくなります。

特に中年期以降は、年に約1%ずつ筋量が減少していくとされています。10年経てば10%減、つまり本来の9割の筋力で身体を支えなければなりません。

若い頃には若さと筋力でカバーできていた無理が、徐々に効かなくなってくるのは当然のことなのです。



◇まとめ

症状が出ている部位だけに施術を行っても効果が得にくい場合、そこに直接の原因がないケースが多々あります。


その大きな要因の一つが「過去の手術の影響」です。


当院では、過去の出来事と現在の症状という「点と点」がしっかりとつながり、納得のいく改善プロセスが見えるまで、今後も丁寧にお話を伺ってまいります。



◇吉祥寺で女性のための鍼灸をお探しの方へ◇

うれしや鍼灸院 吉祥寺は、吉祥寺の街で女性が安心して心身を委ねられる場所を目指しています。

作業療法士として培った医学的知見と、鍼灸師としての東洋医学的アプローチ。

この2つの視点(ダブルライセンス)があるからこそできる、お一人おひとりに最適な「進化する治療」を、ぜひ体感してください。


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