映画『国宝』から学ぶ「極める」生き方と心と身体のバランスを整えること
- いけちゃん
- 7月10日
- 読了時間: 4分
更新日:7月12日
どうも。
作業療法士と鍼灸師のダブルライセンス、うれしや鍼灸院 吉祥寺の池田です。
今回は少し変わった視点から、当院が得意とするサポートついてお話ししたいと思います。
先日、話題の映画『国宝』を観てきました。

歌舞伎の世界を描いた3時間の超大作です。
3時間という長尺に「トイレは大丈夫かな…」と始まる前からそわそわ。
ネットでは「豆大福やポンカン飴で対策を!」なんて情報も見かけましたが、結局何もせず鑑賞に臨みました。
結果的にあっという間の3時間で、映画の世界に没頭できたのは幸いでしたね。
歌舞伎の世界を描いたこの映画、歌舞伎にあまり馴染みのない方でも引き込まれる人間ドラマが展開されます。
私は、これまで実際の歌舞伎を観たのは数回程度。
高校の課外授業で観た「白浪五人男」は正直「?」で、社会人になってから今の十三代目 市川團十郎白猿が海老蔵時代に「助六」とあと1回観に行ったくらいです。
しかし、ここ数年は「月イチ歌舞伎」というシネマ歌舞伎を観に行くようになり、歌舞伎の世界がぐっと身近に感じられるようになりました。
歌舞伎に限らず、古典芸能というのは、ある程度の前提知識があるとより深く楽しめるものです。
特に歴史的背景が分かっていないと、話の展開についていけないことも少なくありません。
それがハードルとなって、なかなか気軽に足を運べないと感じる方も多いのではないでしょうか。
ですが、シネマ歌舞伎のおかげで、そんな敷居の高さも緩和されたと個人的には感じています。
◇華やかな世界と、その裏に隠された「もがき」
さて、映画『国宝』。冒頭でお話しした3時間という長さから、観に行くのをためらっていたのですが、一度観てみたら、あっという間の3時間でした。
歌舞伎の演目内容を知らなくても、その濃密な人間模様に引き込まれます。
詳細は避けますが、華やかな世界の裏で、主人公が決して順風満帆ではない人生を送っていたことが描かれています。
芸事を極めれば極めるほど、人間としての自分をどこか「諦める」というか、置いていかざるを得ない。
見たい景色を求めれば求めるほど、何かと乖離していく感覚は否めません。
表面だけを見ている人には、順風満帆に見える人生。
しかし、水面下では、もがき苦しみ抜いた日々がある。
何を求めて、その道を進むのか。
それは本人にしか分かりません。
しかし、芸事を極めていくと、おそらく人の形をした「ナニモノか」になるのだと思います。
それほどの集中力と自己犠牲が求められる世界なのです。
映画の終盤でカメラマンの女性が一番身近な第三者の視点から、そのナニモノかゆえの行動への苦悩をすべてを語ったことで、身近な人を裏切ったように感じながらも、それでも魅せられた人に支えられ、そして自身が求めた道を極める姿を見守っていた存在がいたからこそ、究極の道に辿り着けた。
そう感じました。
この映画を観て、改めて感じたのは、どんなに素晴らしいものも、その裏には計り知れないほどの「もがき」があるのだと。
それは、私たちの日々の生活にも通じるのではないでしょうか。
仕事や人間関係、日々のストレス。
気づかないうちに、心や身体に無理をさせていることはありませんか
◇心身のバランスを整える重要性:当院があなたの力になる理由
映画を観て、改めて感じたのは、何かを「極める」という行為には、計り知れないエネルギーと負担がかかるということです。
それは、歌舞伎役者という特殊な世界に限らず、日々の仕事や生活の中で、自身の目標に向かって努力している私たちも同じです。
心身のバランスを崩してしまうと、最高のパフォーマンスを発揮することはできません。
特に、プレッシャーやストレスが多い現代社会において、定期的な体のメンテナンスは不可欠だと感じています。
あなたがもし、何かを「極める」ために日々奮闘しているなら、あるいは日々の疲れがなかなか取れないと感じているなら、ぜひ一度、当院にお越し下さい。
丁寧なカウンセリング、パフォーマンスに必要な動作を当院オリジナルの動作分析で解明し、鍼灸適応試験的アプローチ(仮)であなたに最適な施術を選択、深いリラクゼーションとともに、心身の活力が回復し、きっとあなたの「極める」道を力強くサポートが得意です。
当院は、舞台で活躍する方々も、長年サポートしております。
ご自身の身体と心に耳を傾け、最適なケアを見つけることが、充実した毎日への第一歩となります。
そのサポートを当院ができれば、この上なく嬉しいです。
おあとがよろしいようで<(_ _)>
※気になる症状、体調に不安を感じたら、気軽にご相談ください※
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