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え、吉祥寺に「吉祥寺」がない!?お出かけ先でまさかの発見!~吉祥寺の名のルーツを辿る小さな旅~

どうも。

作業療法士と鍼灸師のダブルライセンスのうれしや鍼灸院吉祥寺の池田です。

いつも当院のブログをお読みいただきありがとうございます!

 

 

今日のテーマは、ちょっと不思議な、そしてちょっと嬉しい偶然のお話。

 

さて、開業以来、患者様との何気ない会話の中で、時々こんな話題が出ることがありました。


「先生のいらっしゃる吉祥寺って、実はお寺の『吉祥寺』はないんですよね?」


そうなんです。


当院がある、この活気あふれる街、「吉祥寺」。

 

おしゃれなカフェや雑貨屋さん、井の頭公園など、魅力的なスポットがたくさんありますが…。

 

武蔵野市の吉祥寺には、「吉祥寺」という名前のお寺は存在しないんです。

この事実は、地元の方にとっては割と知られていることかもしれません。

 

 

では、その「吉祥寺」はいったいどこにあるのか?

 

 

長年の疑問が、先日のお出かけでついに解き明かされました!

 

じゃーーーーん!

 


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諏訪山 吉祥寺 @文京区本駒込


まさか、こんなところにあったとは!

 

実はこの「吉祥寺」を発見したのは、まったくの偶然。

別件で近くを通りかかった際、ふと目に飛び込んできた由緒ありそうな山門に「吉祥寺」の文字が

 


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「え、これが本物の吉祥寺…!?」

 

と、心の中で叫んでしまったほどです。

 

まさかこんな場所で、「吉祥寺」の名前を冠するお寺に出会えるなんて、本当に驚きでした。

 

まるで、長年の疑問がふいに解けたような、そんな不思議な感覚に包まれました。

 

 


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思わず引き寄せられるように境内へ足を踏み入れてしまいました。

 


訪れたのは、ちょうど桜が見頃を迎えた頃。




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山門から本堂へと続く参道は、それはそれは見事な桜のトンネルとなっていました。

 

ひらひらと舞い散る花びらが足元を彩り、まるで夢の中にいるよう。人もまばらで、静かにゆっくりと春の景色を堪能することができました。

 



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そして、境内ではちょうど「花まつり」が執り行われていました。

お釈迦様の誕生をお祝いするこの日。

 

「私、東京都武蔵野市吉祥寺から来ました。

 いつもありがとうございます。」

 

心の中でそう語りかけながら、お釈迦様に甘茶をそっとかけさせていただきました。

 

日頃の感謝の気持ちが、じんわりと心に広がります

 



◇地名の由来となったお寺

それにしても、「吉祥寺」という素敵な地名の由来となったこのお寺が、なぜ武蔵野市ではなく文京区にあるのでしょうか?

 

少し調べてみたところ、興味深い事実がわかりました。

 

なんと、この諏訪山吉祥寺の門前に住んでいた人々が、明暦の大火で住民が住居を失い、五日市街道沿いの現在地に移住し開墾したことが、武蔵野市の「吉祥寺」という地名の由来になったのだそうです。

 

つまり、もともとこの本駒込にあった「吉祥寺」というお寺の名前が、移住した人々によって新しい土地に受け継がれた、というわけなんですね。

 

 

Wikipediaにも、

諏訪山吉祥寺門前の住人が五日市街道沿いを開発・移住したことによる。 当地に吉祥寺という名の寺院が所在したことはない。 由来となった前述の諏訪山吉祥寺も現在は本駒込にある。

と、しっかりと書かれていました。

 

 

なんだか、歴史のロマンを感じませんか?

 

武蔵野市の賑やかな「吉祥寺」という街の名前のルーツが、この静かで美しい文京区の「吉祥寺」というお寺にあるなんて。

 

偶然の発見でしたが、長年の疑問が解けて、なんだか心がスッキリしました。

 

今回の偶然の出会いをきっかけに、改めて自分の住む街の名前の由来を知ることができ、とても感慨深いです

 

 

皆さんの街の名前には、どんな物語が隠されているのでしょうか?

 

ちなみに、別件で通りかかったその「別件」についても、近いうちにブログでご報告できればと思っていますので、どうぞお楽しみに!

 

それでは、本日も皆様の心と体が健やかでありますように。

 

吉祥寺より、愛を込めて♡

 

 

おあとがよろしいようで<(_ _)>




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