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大人になってから麻疹ワクチンの追加接種をした話

更新日:2月27日

最近、麻疹(はしか)の話題が出ていますね。


私は、大人になってから麻疹ワクチンの追加接種をしております


きっかけは、大学病院へ勤務することになった際に、感染症抗体価検査の結果を提出することになったからです。

【感染症抗体価検査の内容】 ・麻疹 ・風疹 ・水痘 ・流行性耳下腺炎(ムンプス) ・B型肝炎(HBs抗体) ・T-SPOT.TB(結核)


そこで、某所で感染症抗体価検査を受けたところ、


















麻疹の抗体価が半分未満というのが判明!



そして、しばらくしてから受けた2度目の4種感染症検査でも、



やはり麻疹の抗体価が半分未満


当然の流れで 麻疹の追加ワクチン接種をする

ことになりました。



そもそも私自身が子供の頃に麻疹ワクチン接種したかの記憶が曖昧…。

そのため麻疹の追加ワクチン接種をしてもらったら安心だなーぐらいだったのですが、


その待機期間に通勤経路に麻疹罹患者が発生して、

かなりビビりながら電車通勤していました。


自分が病気に罹ることは確かに心配ですが、

それ以上に、自分より体力が落ちていたり免疫抵抗力が落ちている患者さんと接して感染させる方が、よっぽど怖かったです。

医療従事者が一番気にするのはCarrier(運び屋)になることです。


さて、私のように抗体価検査をして判明すればいいのですが、

大半の方は、きっかけがないと曖昧なままなのではないでしょうか?


なお、麻疹のワクチン接種の回数は

1972年9月30日以前の  50歳以上 接種なし ~1990年4月1日まで   50~33歳  接種1回 ~2000年4月1日まで   33~23歳  接種1~2回 2000年4月2日以降 23歳以下  接種2回

となっています。


もし気になるようでしたら、

まずは医療機関で抗体価検査を受けた方がいいと思います。


その結果から、

追加ワクチン接種をするかどうかを決めた方がいいです。



私は注射が大っ嫌いなのですが、

お客様の安心・安全を優先しておりますので、

予防できることはしておこうと心掛けております。

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