重要無形文化財「尺八」保持者認定記念 第十七回 善養寺惠介 尺八演奏会
- いけちゃん
- 3 日前
- 読了時間: 4分
どうも。
吉祥寺で女性の健康をサポートしている、うれしや鍼灸院 吉祥寺の池田です。
作業療法士と鍼灸師のダブルライセンスを持つ女性治療家の視点から、施術を通して、皆様に「面白い!自分の身体に興味が持てる!!」をお届けしています。
今回は、

重要無形文化財「尺八」保持者認定記念 第十七回 善養寺惠介 尺八演奏会
のお話です。
本来であれば、純粋に演奏会の感想を綴るべきなのかもしれません。
しかし、私にとって今回の演奏会は、単なる「鑑賞」以上の意味を持っていました。
(け…決して、人間国宝の演奏を直に拝聴するチャンスだとミーハー根性丸出しで行ったわけではありません…汗)
こちらの記事を先にお読みください。
◇12年前の忘れられない記憶
さてさて、尺八奏者・善養寺惠介さんと私が出会ったのは、今から12年ほど前のことです。
今だから明かせることですが、実は一度、私は善養寺さんからのご依頼をお断りしたことがあります。
当時の私は不養生が祟って入院しており、いつ退院できるかも分からない状況でした。
これ以上ご迷惑はかけられないと思い、事情を説明して辞退の連絡を差し上げたのです。
すると、奥様の上村和香能さんはこう仰ってくださいました。
「わかりました。退院するまでお待ちします。退院したら、ぜひご連絡ください」
あの時繋いでいただいた細い糸のようなご縁が、まさか人間国宝という偉業を目の当たりにする今日まで続いていくとは、当時の私は想像だにしていませんでした。
◇ただ、目の前の人のために
当時の私は、古典芸能の世界も、尺八という楽器についても、全くの無知でした。
当然ですが、楽器特有の動きなんて経験していないから、わかりません。
とはいえ、目の前にいる方が抱える「演奏中の困りごと」を解決したい。
その方が理想とする「ありたい姿」を実現することだけを考え、未知の世界でありながらも、あーでもないこーかもしれないと試行錯誤しつつ無我夢中で向き合う日々でした。
そんな歳月を経て訪れた今回の演奏会は、どこまでも温かい空気に満ちていました。
人間国宝に認定されたのは、決して自分ひとりの力ではない。
会場に足を運んだお客様、プログラムに彩りを添えた同級生、言葉を寄せてくれた方々、共演者、そして何より、その歩みを最も近くで見守り続けてきたご家族……。
善養寺さんの言葉の端々からは、出会ったすべての人への深い感謝が溢れていました。
◇「道」を歩き続けるということ
確かに、尺八は分かりにくい世界かもしれません。
しかし、そこには何物にも代えがたい「大事なモノ」があります。
ちやほやされることよりも、自分がこれと信じた道をひたすら歩き続けること。
それは並大抵の覚悟で成し遂げられることではありません。
世間の流行り廃りは非情です。
しかし善養寺さんは、そんな喧騒には目もくれず、ただひたすらに歩き続けてこられました。
その「ただひたすら」の積み重ねが、今の音色を作っているのだと感じます。
◇音楽と治療、そして不思議な体験
音楽は、どこか「治療」と似ているところがあります。
五感を通じて、その場を共有することでしか得られない、まさに「一期一会」の経験。
それは、既存の言葉では到底こぼれ落ちてしまうような、表現しきれない「何か」を受け取りあう時間でもあります。
その瞬間にすべてを理解することもあれば、数年経ってようやく腑に落ちることもある。
自分の成長と共に、受け取り方が変化していく。
そんな豊かさが、そこにはありました。
演奏会の最中、私は少し不思議な体験をしました。
言葉にするのは難しいのですが、これまでの人生で一度も味わったことのない、不思議な感覚。
けれど、その正体不明の「揺らぎ」の中に身を置いていても、不思議と全く不安にならないのです。
深い安心感と、静かな感動。
そんな、一生忘れられない演奏会でした。
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